天草 てんぐさは紅藻類テングサ目テングサ科に属する海藻です。
天草にはマクサ、オオブサ(あらめ)、オニクサなどの種類があります。
天草は海の中の干潮線から約3mから20mぐらいの所に生息しています。
天草はわかめや昆布と同じで花を咲かせずに、胞子で増える「海藻」になります。
この天草は今でも海女さんが海に潜って刈り取っています。
日本での天草の生産量は平成18年(2006)で1,002tです。
1位 愛媛県・・237t
2位 静岡県伊豆半島・・222t
3位 東京都伊豆諸島・・127t
4位 三重県志摩地方・・100t
5位 徳島県・・93t
天草から作られる食材は「心太 ところてん」
その「心太 ところてん」から作り出されるものが「
寒天」になります
日本でところてんが歴史に登場するのは西暦538年 中国から仏教の伝来と精進料理の伝承とともにところてんの製法が伝えられたと言われています。
西暦701年に制定された「大宝律令・賦役令(税制)」の中に「心太 こころぶと」という名前で献上品としてのところてんが登場します。
西暦710年にはところてんを売る「心太店 こころぶとてん」が出来ていましたが、上流階級の食べ物だったようです。
その後、江戸時代には庶民にひろがり、ところてんは食べられていたそうです。
ところてんは日本人が1300年以上にわたり、食べてきた歴史ある食材なんですね。
天草から作られたところてんは成分の99.1%が水で 可食部100gあたり、2kcalと低カロリーな食べ物です。
ところてんはカロリーが低いですが、ところてんのタレには砂糖やしょうゆなどが使われているので、ダイエット用にところてんを食べる場合は、タレに注意しましょう。
初めて作る時の注意点、ところてんの作り方、ところてんの食べ方、ところてん突き棒、抹茶ところてん
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