天草から作る抹茶寒天(抹茶ところてん)の作り方とコツ

天草を煮込んで出来上がるのはところてんだと思いますが、天草で作った寒天という言い方をよく見かけます。

天草→煮込む→ところてん(海のミネラル分が含まれる)

天草・オゴノリ等→煮込む→ところてん→凍らせて乾燥させる→寒天(海のミネラル分はまったく含まない)

ところてんも寒天も原料は天草なですが、作り方が違います。
なので天草からつくる寒天という言い方には私は違和感があります・・

今回はところてんをデザートにするために、ところてんの半分を抹茶寒天(抹茶ところてん)を作りました。



材料 

天草・・15g
水・・1000cc
お酢・・大さじ1/2
製菓用抹茶・・1g

道具・・ザル、ザルよりも目が細かいこし器、ところ天をかためる容器

今回は煮込む時の火力が少し弱かったので、柔らかめのところてんが540gできました。
12cmx15cmx1.5cmぐらいのバット 2個はところてんが満杯に入り、3個目の容器は薄っぺらいところてんが出来上がりました。









心太 ところてんと抹茶ところてんの作り方

1 天草を水洗いする
2 お鍋に水、天草、酢を加えて、火にかける
3 キッチンタイマーを40分にセット

4 お湯が沸いてグツグツとしたら、お鍋がフツフツと静かににたぎるくらい状態に火力を調製する。
5 泡のように浮いているアクをまめにすくいとる
6 煮込み始めて30分を過ぎた頃から、煮込み加減を細かく注意してみる

7 ところてんを煮込んでいる間に製菓用まっちゃを茶漉しでこす
8 製菓用抹茶を80℃の少量のお湯でといておく

9 ところてん液をすくってみて、固まり始めるようであれば、煮込み完成です。この見極めが、初めは難しいです。
10 ザルとボウルを用意する。煮込んだところてん液をザルでこして、天草とところてん液とわける。このとき、天草も絞れるようであれば、絞りましょう

11 出来上がったところてん液を半分づつにわけます。
12 とてろてん液の半分を流しいれる器を用意する
13 ところ天液をコシ器でこす

14 残りのところてん液にといた抹茶を加えてよくまぜる
15 抹茶ところてんを流しいれる器を用意する。
16 抹茶ところてん液をこし器でこす

17 器にいれたところてんに泡がういているようであれば、すくいとる
18 ところてんのあら熱をとる
19 ところてんのあら熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす

13 ところてんが冷えたら、包丁で食べやすい大きさに切る。
14 黒みつをかけて食べる。
黒みつの作り方はこちら

天草を煮込む火加減や時間でできあがりのところてんの固さが変わるのが、とても面白いです♪

今回はところてんが柔らかくなってしまったので切る時が扱いづらいかったです。

抹茶ところてん(寒天)は抹茶の渋みと香りがよく出来上がりました。

寒天よりは海のミネラル分が含まれる分、磯っぽい味がするような気もしますが、抹茶ところてんは透明感と清涼感あふれる夏のデザートになると思います。

たっぷりの黒みつをかけて食べると、とても美味しゅうございました〜


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