製パン用米粉と小麦たんぱく(米粉パン用)を使用すればホームベーカリーの米粉パンコースで美味しいパンを焼くことが出来ますが、普通の米の粉を使用してパンが焼きあがるのかを実験してみました。
米の粉と製パン用米粉の違い
米の粉・・米粉 100%
製パン用米粉・・グルテンが20%混合されている米粉
製パン用米粉はグルテンが含まれているのでパンを作りやすくなっているわけです。
今回の実験は製パン用米粉と小麦たんぱくでつくる標準的な配合のまま、どんな焼き上がりになるか、作ってみたいと思います。
私が使用している小麦たんぱく(米粉パン用)は富澤商店で購入したものです。
材料 1斤分
水・・・200ml
米粉・・ 185g
米粉パン用小麦タンパク・・75g
砂糖・・16g
塩 ・・ 4g
バター・・20g
スキムミルク・・6g
ドライイースト・・3.6g
エムケー ふっくらパン屋さん HBK-100のメニューコース 7米粉パン グルテン入りのコースで焼き上げます。
米粉パンは2時間20分で焼きあがるのがよいですね。
焼きあがったので、ワクワクしながら上の蓋をあけると、生地のまぜムラがあるので、あまり美しい形に焼きあがっていないです。残念。
お味はどんな感じかと早速、たべて見ましたが、米粉のモチモチ感と甘みがとても美味しいです。ただ、生地の目があまり膨らんでいないような感じがするので、配合をいろいろと実験したほうがよいかな・・という感じです。
普通の米粉でも小麦たんぱく(米粉パン用)を使用すれば、パンは焼けるようですね。
☆普通の米粉を使用したパンを配合を変えていろいろと作ってみました。その中で一番、気に入った配合です。
材料 1斤分
水・・・200ml
米粉・・ 170g
米粉パン用小麦タンパク・・90g
砂糖・・25g
塩 ・・ 4g
バター・・20g
スキムミルク・・6g
ドライイースト(saf-instant サフ インスタント フランス産)・・3.6g
製パン用米粉を使用した時は生地のコネがうまくいきますが、どうも普通の米粉を使用すると生地のコネが一部、うまく出来ない部分があります。理由は分かりませんが、生地発酵中に一度、蓋を開けてみて生地のコネ残しがあれば、とってしまった方がよいと思います。
一番初めに作った時よりも小麦たんぱくと砂糖を増やして焼いてみました。砂糖の分量が多いので、焼き色が濃くついていますが、私はこれぐらいの甘さが気にいりました。米粉のモチモチ感もつよく、パンを切る時も中が柔らかくて切るのが大変です。
何種類か焼いてみて、製パン用米粉でない、普通の米粉でも小麦たんぱくを使用すれば、美味しい米粉パンを焼くことが出来ると確信。
ただ、普通の米粉は近所のスーパーで買う事が出来ますが、米粉パン用 小麦たんぱくはどこでも買う事が出来ないのが、難点ですね。
私が使用している米粉パン用小麦たんはくは富澤商店で購入していますが、蛋白率が66%程度で麦芽糖入りなので焼き色がつきやすいのが特徴。200g入りで294円です。
1斤焼くときに 90g使用するということは、2回で使ってしまうわけですよね。普通の強力粉でパンを焼くよりはコストが高くなってしまいますね・・でもお米の消費にちょっと貢献という意味でたまには米粉パンを焼いて食べたいと思います。
三洋のライスブレッドクッカー GOPANがほしいなぁと思っていますが、本体が大きく、重いので置く場所がないのであきらめていました。米粉パン用 小麦たんぱくさえ、買ってこれば、普通の米粉でもパンが焼けるので、いまあるホームベーカリーを大切に使えばよいやぁと思っているところです。